トップダウンのセーター 3の3
前回の続きです。^^
脇下で減目をした後、ウエスト付近までストレートに編み、その後ヒップに向かって緩やかに増し目をしていきます。
数段に1回片側2目ずつとか、1目ずつを1~2段おきとか、身頃の丈とか身体のサイズによって増し目の数と頻度を調整します。
ちなみに私のゲージは長編み16目程度だったので、2目ずつ増減すると1.25cmずつ幅が増減されることになりました。2目あたりで何センチ変わるのかを予め知っておくと、何センチ減らしたいときは何目減らせば良いか、目安がさっとわかるので便利です。希望の減目数が決まれば、段数のゲージに合わせて何段ごとに減らせばいいかもわかります。
ウエスト部分の減目・増し目は、ウエストシェイプ型にしないのならなしで、最初から身体が入る大きさでひたすらぐるぐる編めばOKです(糸は多少多めに要ると思いますが)。
お好きな丈まで編んだら、好みの縁編みをして完成です。
うん、まぁまぁいんじゃないでしょうか。
色が、とっても夏らしいですね!
編んでても、次々出てくる色が楽しみでした。^^
色んな色が混じり合っているのがユニークで、おしゃれ感たっぷりです。
少し細身で丈長にしました。MSサイズくらいでしょうか。
糸はあと30gくらい残っています。丈が短めだったら150gでもいけそうですね。
さて、実は完成後にそで周りの仕上げがイマイチなことに気がつきまして、編み直しました。
完成直後って、うれしいですよね。
うれしいので、つい出来栄えを冷静に見ることができなくなりがちですが・・・
編み物教室に通っているとき、自分よりはるかに上手な方々と一緒だと、ちゃんと全体の出来を見てもらえるんですよね。
同じレベルくらいの人だと気づかないことが多いんですが、少なくとも先生はちゃんと見て気づいています。本人にはっきり言わなくても。^^;
もちろん、ベテラン選手の方もわかります。そして、褒めながらも、それとなく上手に課題に気づかせてくれるんですよね。
で、写真を撮りながらそれを思い出して、冷静になってチェックすると、「あー、ここダメじゃん!」と気づくわけでして。ここであの先輩なら何て言うかなーと想像しながら、これは編み直しだな、という結論になりました。
修正したのはこの部分。
脇の前後差の部分に凹みができていて、後ろ脇が開いてみっともない。さらに、そで口が締まってない。
ということで、自然なカーブになるよう隙間を埋めました。
縁編みでそで口を締めて、端をきれいにしたかったのですが、あと1段の糸がない。縁編みを2段から1段減らして終了。もうちょっと黄色の糸が欲しかったです。
何回か編み直したら、糸がタラタラになってしまいました(当然編地もタラタラ)。。
そういえば、以前もセーターやベストのそで口や襟元は何度もやり直していたのを思い出しました。
一発ではなかなか決まらないもので・・・でもやり直すと、やっぱり時間をかけただけの仕上げになるんですよねぇ。どこまで妥協せずにできるかはその時の時間的余裕や気持ち次第です。
あとは、襟元の開き具合とラグラン線の位置を次回でもう少し微調整したいかな。
脇とそで口のラインが少しだけ変わったのがわかるでしょうか。。
少しの差ですが、その差は着ていると目立つもので、「なんか見ていて違和感がない」とか「スッキリしている」という印象につながりますね。^^
もし先生だったら、何ていうかなー、どんな修正アイデアが出るかなー、と思いをはせつつ、今回はひとまず終了とします。
全体には、「結構カンタンだった!」
そして、「大体自分の身体に合ったのができた!」
「糸の色が変わるのがとっても楽しかった!」
ということで、満足でございます。\(^o^)/